キャリアの描き方は業種や職種など人それぞれです。
今では仕事の種類も豊富にあり、様々なビジョンを描くことができますが、一昔前までのワーカホリックのような仕事一筋のキャリア志向はあまり好まれないようになっています。
そのため、キャリアという言葉自体、労働者もしくは社会人としてどのように自己実現を果たしていくのかという意味合いで語られることはあっても、企業組織の中でいかに早く出世を果たすかというような意味合いでは語られなくなっています。
そういう状況で新しいキャリアの描き方として受け入れられつつあるのが私生活と仕事のバランスがうまく取れたキャリアの歩み方です。より具体的には趣味や理想の子育て、将来的な夢などを実現する為に努力しつつ、生活をする為の仕事も疎かにしないという姿勢です。
今までは趣味はあくまで遊びの一部として考えられていましたが、ビジネス的視点として仕事に新しい可能性をもたらすことができる要素として着目されるようになってきています。
つまり趣味の世界もある境界線を突き抜ければそれはビジネスを生み出す芽吹きになり、新しい需要の開拓や新商品の開発にも繋がっていくということです。
もちろん趣味を優先するあまり本業の仕事を疎かにすることがあってはなりません。
あくまで仕事にもある程度の情熱や努力を傾きつつ、私生活の面でも充実させていくという姿勢で私と職のバランスをうまく取っていくことが重要です。